サラリーマン生き残り大作戦neo

私は平凡な技術系サラリーマンです。人生で生き残るためには?
いろんな生き残り人生を考えるようになってきました。


自己啓発

スイス人銀行家の教え―お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン
スイス人銀行家の教え―お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン
大和書房
price : ¥1,470
release : 2004/05/20

前回ほどではありませんが…

最近の金持ち本のように、節税、他人からの搾取で儲けようという不健全な本ではなく好感が持てます。前回はお金の稼ぐ心得を建設的に説いていました。
今回はお金との付き合い方について主眼が置かれています。お金を稼いでも不幸では意味がありませんよね。いかに人生を幸せにするためにお金を稼ぎ、使うかが本書のポイントです。

華僑に学ぶお金の哲学投資のルール―資産を100倍にする方法
華僑に学ぶお金の哲学投資のルール―資産を100倍にする方法
あさ出版
price : ¥1,470
release : 2005/01

華僑に学ぶお金の哲学投資ルール

 「お金の運用」の本は結構読んでいますが、簡潔な文章でたいへん分かりやすい表現・まとめかたで参考になりました。著者の経歴、実際の交流を通じて得た、資金運用の極意がよく分かりました。こんなご時世ですので、お金に関するタイトルさえつければ予約が期待できるとは思いますが、装丁の豪華さばかりで読んでがっかりするものが多い中で、期待を裏切らない本だと思います。おすすめします。
モノポリーで学ぶお金持ちの法則
モノポリーで学ぶお金持ちの法則
ダイヤモンド社
price : ¥1,470
release : 2004/03/05

昔モノポリーで遊んでいた社会人におすすめ

学生時代、モノポリーで遊んでいた。
懐かしさとともに手にした1冊。
モノポリーのゲームのルールは、ビジネスのルールでもある。
そのことに、社会人になった今、ようやく分かった気がする。
社会人になって改めて、モノポリーというゲームの奥深さが
わかり、また遊びたくなってしまった。
ビジネスとモノポリーの名言・金言もおもしろい!
はじめて学ぶお金のふやし方
はじめて学ぶお金のふやし方
ナナ・コーポレート・コミュニケーション
price : ¥1,260
release : 2007/03

大人の教科書 「お金」と「人間関係」を落語に学ぶ
大人の教科書 「お金」と「人間関係」を落語に学ぶ
きこ書房
price : ¥1,260
release : 2006/11/22

ストレス解消

人間関係にストレスを感じていたので、サブタイトルの“「お金」と「人間関係」を落語に学ぶ”というフレーズが目に飛びこみ思わず購入しました。読後感に落語とはこんなに奥が深いものかと気づかされました。もちろん、ストレスは解消です。
お金は木にならない―親子で学ぶ、3歳からの金銭教育
お金は木にならない―親子で学ぶ、3歳からの金銭教育
東洋経済新報社
price : ¥1,575
release : 1999/04

5歳児が「読んで」とねだった

まだ幼稚園生だった息子を寝付かせるときに母親が読み聞かせてていました。本人も「読んで」とねだることがあり、そのくらい分かりやすい内容なんだと思います。著者はもと銀行の頭取だった人で、「お金」の概念や金銭感覚をどうして学校で教えないのか、という疑問を投げかけ、大人にも分かりやすく説いてます。
ユダヤと華僑に学ぶお金持ちになる習慣術
ユダヤと華僑に学ぶお金持ちになる習慣術
ビジネス社
price : ¥1,365
release : 2004/02

人によっては当然すぎる話で常識的な話です。

 本書の内容を一言でいえば、「お金持ちになるためには勉強しろ」です。昨今の日本経済は格差が拡大する方向に動いていて、やがて中間層がごっそりと消えるでしょう。著者は、「お金持ちは国産日から欧州ブランドに、低所得者層は中国産に乗り換えるので、これまで中流層が支えてきた国産市場が崩壊する」旨のことを指摘しています(P. 2、レビュアー要約)。さらに、その状況はやがて財政赤字の増大、日本の三流国への没落に繋がると言います。だから、自衛のためには金持ちにならなくてはならない。祖国のなさを金儲けのバネにしているユダヤ人と華僑を見習おう、というのが本書の問題意識です。

 著者の論調への賛否は人によるでしょうが、社会や人をコントロールする要因が経済(つまり、お金)であることは現代の日本では疑いのないことです。また、著者の主張は、「お金儲けには勉強しないといけない」ということなので、ごく真っ当な意見です。つまり、当然すぎる話を連ねていて、新鮮味はないというのが正直な感想です。

 本書は、お金持ちを本気で目指して勉強している人も限られているという実態を問題と考えた著者が、啓発のためにまだお金持ちを目指していない人に向けて書かれていると捉えてよいでしょう。その場合、勉強していない人が本書を手に取るかどうかは、非常に心もとない。しかも、すでに勉強を始めている人には内容が当たり前すぎるというのも考え物です。その意味で、位置付けが難しい本だと感じました(著者の心意気はまた別の話ですが・・・)。

 余談ですが、著者が文中で指摘するように、日本には「お金持ちアレルギー」がありますし、「お金持ちらしくお金を使う方法」もまだ発展途上です。こうした金持ちを育てる本がもっと普及してもらいたいものです。

お金がいるぞう!!考えたぞう!!―阪神・淡路大震災から学ぶ災害とお金とボランティア活動
お金がいるぞう!!考えたぞう!!―阪神・淡路大震災から学ぶ災害とお金とボランティア活動
震災がつなぐ全国ネットワーク
price : ¥630
release : 2000/02

お金に学ぶ 東大で教えた社会人学
お金に学ぶ 東大で教えた社会人学
文藝春秋
price : ¥1,500
release : 2005/10/14

人生のマネジメント方法

お金を扱った本は沢山あるが、本書の特徴は、その網羅性と、
全編に渡って感じられる著者のバランス感覚にある。

現在の社会では「お金のマネジメント」と「人生のマネジメント」
とは、ほぼ等価である。

「株で大儲けしよう」と考えているような積極的なリスクテイカーは
本書を読んでも物足りないだろうが、常識ある社会人として人生に
おいて大きな失敗を避けたいという人には絶対にお勧めである。

「お金」以外でも、「女性問題」で人生を無駄にしてしまう人も多い。
今度は是非とも「対異性編」の出版を著者にリクエストしたい。
大阪人に学ぶ 人生にとってお金とは何か
大阪人に学ぶ 人生にとってお金とは何か
幻冬舎
price : ¥600
release : 2003/11

ながい坂 (上巻) (文庫)

今まで何度も挫折して読了出来なかっただけに、感慨ひとしおです。主人公の三浦主水正の半生を通して、人の世とは如何なるものか、人情とは如何なるものかを知ることが出来ました。
幼い心に刻まれた屈辱が、向上心を生み、我が身を人の世の渦に投げ込んでゆく。よく、生き延び耐え忍んだものだと、感心せざるを得ません。また、三浦を引き立てて庇護し続けた君主の凄み。小藩にこれだけの人物が居たのか?と思わされます。
武士の世界は安易に礼賛できるような、甘いものではなかったこともよく分かりました。

主人公の主水正には、いつも重い荷物と孤独の影がつきまとう。
颯爽としたところがない。ものの見方が俯瞰的(藩主継承を巡る勢力争い)なため、
さらに苦労が多い。 これが山本周五郎流なのでしょうか。池波正太郎とも、藤沢周平とも違う真摯さ・律儀さを感じる作品です。


受験戦争を勝ち抜くために頑張った中学・高校時代。そして何とか有名私立大学に入学できたとたんにはじけたバブル。就職氷河期のなかやっと会社に入社し、ガムシャラに働いて中堅クラスになったものの、平成不況の影響で新入社員を採用していないため業務量は増えるばかり。たまに何もかも投げ出したくなることがあります。本書の主人公と与えられた環境や境遇は違いますが、何となく私は自分の今までの人生と照らし合わせて同感する部分が多かった気がします。そしてこれは私だけでなく、どの世代でも日本のサラーマン全員に共感できる部分があると思います。本書の最後は長い人生という上り坂の頂上で到着しません。どちらかというとふっと後ろを振り向いたら思いがけず長い上り坂を登ってきたことに気付くといった感じです。そしてこれからももっと長く急な上り坂が目の前に続いています。しかしそれは悲壮感ではなく今までも頑張ってこれたのだから、これからも頑張るぞ!といった希望感に近いものです。人生の中間点的な35歳から40歳の人にとって、この本は何となく勇気を与えられる薬になるのではないでしょうか?

上巻の疾走感は段々となくなり、主人公の三浦主水正は「善と悪」というものが表裏一体のものであり、どちらが悪いということがいえないことに悩みます。
 これは周五郎の作品ではよく見られることなのですが、「法と掟」などと言われたりもします。答えの出ないことだけに疾走感がなくなってしまってはいますが、後半の佳境からの出来事には爽快感が蘇り、ラストへ続きます。読後感は言うことなしの仕上がりにはなっていますが、やはり煮え切らないことも多い。
 このテーマのおいて、誰もが納得する答えを出すことが不可能だと言うことが強調されているのではないでしょうか?それが作者に多大なる疲労をもたらしたと考えてもいいと思います。
 しかし、この文量の大作をここまでの完成度で仕上げる周五郎の力には舌を巻くばかりです。山本周五郎最高傑作であると思います。

ながい坂 (下巻) (文庫)

人公である三浦主水正が、平侍という家格の低い家に生まれながら国家老になるまでを描いた作品。
 周五郎ファンであれば読み続けていくうちに気付くに違いない、この作品は著者の自らを模した自伝的作品ではないかと。文中、主人公が生きる、高が7万5千石の小藩の為に何をそんな懸命に生きるのかと著者は問題提起している。
 他者に批判されながらも、生きる意味を問い続けた著者の姿を主人公に投影しているのだ。この作品を読めば多くの周五郎作品により理解が深まる一作である。


 人生というものの縮図がここにあります。8歳の時に、一つの人生における分水嶺的な出来事に直面してしまった、小三郎が向上心と誇りを持って生きることを選んでしまったことから、この物語は始まります。
 詳しい筋書きは省きますが、人の世はなんと生きにくく、人の心とはなんと難しいものであるかを思い知らされます。そんなことで妬むのか!そんなことを根に持つのか!おまえまでもがやっかんでいるのか!人間通とでも呼ぶのがふさわしい山本周五郎によって、人の心の奥襞があぶり出されていきます。
 それでも負けじと頑張る小三郎は、やがて三浦主水正になり、主君の寵愛を受けるようになるが…。頑張ること、正しいこと、人のためになること、いずれもそれが賞賛さるべきことであると皆が分かっていることでありながら、人の世はそれを押し通すことを許さない。人間観察力において周五郎は、ドストエフスキーを超えていると思いました。




天地静大 (文庫)

東北の小藩の一藩士「杉浦透」と、藩主の弟「水谷郷臣」の交流を通じて、人生の中の
真実・愛・善悪を見つめていく話。
この小説は、読みやすく単純に面白いが、少し長めな上、特別な盛り
上がりはないので合わない人には少々辛いかもしれないが自分は大変楽しめた。
世の事柄に絶対の正解はなく、全ての人がそれぞれの生活の中で見つけた答えの繋
がりが世の中を動かしているのだなぁ、と考えさせられる一冊。
またいつか読み返してみたい。







人を動かす 新装版
人を動かす 新装版
創元社
price : ¥1,575
release : 1999/10

【商品詳細】

あらゆる自己啓発本の原点とも言うべき本書は、1937年に初版が発行されると瞬く間にベストセラーとなり、累計で1,500万部を売り上げた。『How to Win Friends and Influence People』は初版の発売当時と同じように今日でも十分通用する内容となっているが、その理由は、著者のデール・カーネギーが決して変わり得ない人間の本質を理解していたからに他ならない。著者の信ずるところによれば、経済的成功の15パーセントは専門的知識から生み出されるが、残りの85パーセントは「考えを表現する能力、リーダーシップをとる能力、そして人々の熱意を引き出す能力」によるものとなる。人と接する際の基本的な原則を基に、自分が重要視され、評価されていると相手に感じさせるようなスキルを教示する。また、操られていると相手に感じさせないようにしながらつき合う基本的な手法にも重点を置いている。カーネギーは、誰かに自分が望むことをさせるには、状況を一度自分以外の視点に立って観察し、「他人の中に強い欲望を喚起させる」ことで可能になると述べる。更に本書を通じて、相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくその人の考え方を変える方法を学ぶことができる。例えば、「他人にその考えが自分のものだと感じさせる」方法、そして「まず自分の失敗について語ってから他人を批判する」方法などである。また、歴史上の人物、産業界のリーダー、そして市井の人々の逸話を交えながら、著者の論点が分かりやすく解説されている。(Joan Price, Amazon.com)

一応レビュアーとしての仁義

 まーこの人をかたると夜も日も空けぬ
時代がありました。
題材がシンプル
過去大ヒットをとばす本というのはタイトルが
みな分かりやすい
私達はみな良い人間になりたがっている人のほうが多い。

とのこのようなリクツになりますか。
カーネギーはその後本当の人間のエゴイズムとともに
真実の友情もつたえていきます。

 なんとなく日本人に近い考えが受け入れられたのではないでしょうか。
カーネーギーはとおくなりにけり、されどカーネーギーに得るところは
まだまだあったわけです。

一読推奨!!




人を動かすためのことに書かれた著書を読んで動かされました。

人に対して、何事も認める、否定しない、悪く言わない、心から誉めるなど
この著書に書かれていること、全てを直ぐには実践できなくとも、
少しずつでも出来るようになり、人間として成長したい、
その様に、自分を高めようと思わせてくれる素晴らしい著書です。

出会うことができて良かった、一生ものの本。

「人を動かす」。このタイトルに胡散臭さを感じて、これまで、目に入ったとしても、手にとることは無かった。が、「100人100冊100%」のおかげで、紹介文を読んで、それまでのタイトルに対する偏見を捨てて、素直に、自分も読んでみようかなと思った。


相手に納得して動いていただくことが、どれほど素晴らしいことか。そのために、自分がどういう心持ちで臨み、何をどのように語りかけるべきか。

そのような一生ものの課題に対する洞察と指針がつまっていた。自分がこれからの人生で、マスターできるかどうかはわからない。けれども、本書はいつも気になるところに置いておいて、おりにふれ、反省のきっかけと助言、ヒントをもらいながら生きる。

そうすることで、そうしないよりもずいぶんとよく生きることにつながると思う。

そういう一冊だ。

どんな人間でも心を持っている。でも、自分から人を変えるって難しい。まず、無理。そんなときに「人を動かす」動かすって、絶対に指図したりして無理やりさせるわけじゃないですよね。カーネギー氏が言ってるのは、簡単に自分にできることで人々の心を変えていただくってことだと私はこの本をよんでおもいました。簡単な対人関係の心理学としても役にたちます。何せ半世紀を生き延びた大ベストセラーなのですから。たいしたことあります。

人として生きる限り、家庭、ご近所、学校、職場、地域社会などに、あらゆる人間関係が存在しています。
人間関係がうまく行かないと、その人の人生は生きにくく、苦悩に満ちたものになります。逆に人間関係がうまく行くと、思いやりに満ちた、やりがいのある明るい人生となります。
本書には人間関係を円滑にする為の考え方、行動指針、アイデア、事例がたくさん解説されています。
ポイントは以下の点です。

1.相手に重要感を与えること。
2.相手を尊重すること。
3.相手の立場に立って考えること。
4.相手の話をよく聞くこと。
5.相手の言い分を認めること。
6.自分がしてもらいたいようなことを相手にすること。
7.自分がしてほしくないようなことは相手にもしないこと。

20代の頃には分からなかった人間関係の機微が、年を取るに従って分かって来ることがあります。
本書は年月を経ても内容が廃れることが無く、再読する度に新たな気付きがあります。本書を再読し、日々の生活の中で適用し、応用することで、その驚くべき効果を確認することが出来ます。
老若男女を問わず、あらゆる職業、あらゆる境遇の方が本書「人を動かす」を読まれることを強くお勧めします。

何十回となく読んでました、若かりし頃に(笑)。
やはり、若い頃は心がぐらつきますからね。
ほんと、この本には何度となく助けられました。

言わずと知れた、自己啓発本の名著です。

分かりやすいエピソードを踏まえ、人と付き合う上で大切なヒントを教えてくれています。

驚いたことは、これらの教訓を実行することによって、私の日常生活が変化したこと。読み始めて1週間しか経っていないのに。

先日、1本のクレームの電話がありました。私は、この本に書かれている通り、「誤りを指摘しない」、「おだやかに話す」、「しゃべらせる」を徹底して実践しました。すると、最初はすごい剣幕で話していた相手が、しだいに冷静になり、最後には感謝の言葉を発して電話を切ったのです。
驚きました。

読んでみる価値があります。そして、実践してみて下さい。驚くべき成果が出てきます。


Dカーネギーは言う。
「人を動かす秘訣は、この世に、ただ一つしかない。・・・みずから動きたくなる気持ちを起こさせることーこれが秘訣だ。」
 これはまさに現代でいう「コーチング」そのものである。
  
 我々の仕事は、いかなる仕事であれ、多かれ少なかれ、他人に何かをやってもらうことが必要である。
 例えば、顧客に何かを買ってもらう、部下に仕事を依頼するなど。
 しかし、当然ながら自分の思い通りにならないからこそ、我々の悩みも生じる。

 そんな時、この本は大いに役立つ。
 何より数多くの方法、事例が記載されており、その中から自分ができること、参考になることを見つけられる。
 
 題名とは異なり、Dカーネギーは、他人をコントロールするノウハウを述べているわけではない。
「まず自分自身が変わることで、自然に周りをその気にさせる。」
 その方法を述べているのである。
 もちろん、言うは易いが、実際は難しい。この本には、多くの偉人達がいかに努力してきたか述べられている。だから逆に、我々凡人には、救いにもなるのである。

 歴史の洗礼を受け、残った名著である。「道は開ける」と共に多くの人に手にとって欲しい。


題名「人を動かす」とあるが、原書を和訳すると「君の友人の一歩先を行き、多くの人に影響を与える法」となる。
「人を動かす」という題名からは、ああしろこうしろと命令を下すようなイメージがあるが、全くそんなことはなく、
この本では、いかに命令をしないで自主的に動いてもらうかということを主眼として、その方法が説かれている。
(北風と太陽の太陽のイメージ)

「他人に重要感を与える」「心から褒める」「聞き手にまわる」「穏やかに話す」「否定しない」など、
人は自分が間違っているとは露ほどにも思っていないため、そのことを理解することが人間関係を成功させる秘訣であると
語ってくれているような気がします。

最強のマネジメント書として、天外伺朗氏の「マネジメント革命」とともに、推薦いたします。


この人を動かすを読んで以降、千冊を越える本を読んだが、これに勝る本には出会っていない。

高校時代に出会ってからもう何度読んだかは分からない。

あまりに素晴らしすぎて「他人には教えるのがもったいない。」とも思えてしまう。やしかし、この様な至宝の本は幅広く読まれるのが人類の為である。

「是非、読んで下さい。衝撃を受ける位の良書です。」






耳で聞くD・カーネギー道は開ける オーディオCD版
耳で聞くD・カーネギー道は開ける オーディオCD版
創元社
price : ¥15,750
release : 2005/07

本より、素直に接することができます

大変お勧めです。
人を動かすよりも、こちらのほうがオーディオによる効果が高いと思います。 閉塞感からの開放するためには、自分で本を読むよりも、他人に読んでもらった方が、素直にINPUTでいるように感じます。

本と、CDと両方を使って、定期的に触れるようにしています。 毎度毎度、何かしらの気づきを得ることができます。




わけのわからん小手先のセミナーはいりません。
移動中などに良く聞いてました。
凄く励まされています。悩みを抱えている方へお勧めです

特装版 道は開ける
特装版 道は開ける
創元社
price : ¥3,990
release : 2007/03/28




昔話と日本人の心
昔話と日本人の心
岩波書店
price : ¥1,155
release : 2002/01

世界の中の「日本人の心」

西洋人の意識構造に基づいて成立したユング心理学を日本人の心に直接あてはめることはできない。まず自我のあり方が違う。そこに普遍的無意識から生まれた昔話が日本的な特性を表す原因がある。河合さんはユング心理学を日本人の意識体系に翻訳した。
この書で著者はユング心理学の難解な用語はあまり使用してないから、ユング心理学を知らなくても十分読めるだろう(ただし、難しいことは確か)。そして著者は日本の昔話を外国の昔話と比較することにより、日本人の心(自我象)を見事に明らかにした。このとき日本的自我を西欧的自我へ至る一つの段階としては見てはいない。河合さんは言う「昔話は…、人間の精神史における過去、現在のみならず、未来の萠芽をも含んでいるように思われる」。そして日本の昔話に出て来るあるモチーフの中から、(自我と無意識の関係を強調した場合、相対的な意味で)日本人が獲得することが望まれる、ひとつの自我像を提示する。その自我像は他の国の人々にとっても意義あるものだという。ユング派の論法に独特(?)なダイナミックな論展開や解釈に読者は酔わされるだろう。そして、ふと昔話を読み直したくなるだろう。
話は変わるが、先日河合氏は脳こうそくで倒れた。文化庁の長官でもあり、高松塚古墳の件で謝罪された矢先のことだった。責任者がただ頭をさげれば気がすむ現代の日本社会に対して、河合氏は何か深い考えがあったはずだ。ひとえに人間の心を助けるため、人間の心の探求に生涯を賭けた河合氏は、素晴らしい。御身体の回復を心から祈る。



本作は河合氏の悲願であるという。
世界でも類を見ない日本の昔話に触れることで、日本心情を再確認できる。
また河合氏の解説もわかりやすく、ユング心理学の知識がなくても楽しめます。
ユング心理学を通して昔話の新たな姿が見える。


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